【初心者でも簡単にできる!】アロマの楽しみ方おすすめ5選
アロマな日々
2019.03.21
アロマと聞くと、やってみたい!と思う方や自分には縁がないと思う方などさまざまだと思います。
あと、精油を持っていてもそれを使いこなすことができずに家で眠ったまま、という方もいらっしゃるかもしれません。
当然、精油は生ものですから劣化していきます。
(中には冷暗所で保管して、香りの深みを増す精油もありますが)
せっかく大自然からわけていただいた恵みを、ひと雫もムダにしないように活用したいものですね!
初心者でも簡単にできるアロマのおすすめの楽しみ方
アロマって難しいとか、香らせる機械がないとだめ、などと思っている方も多いようです。
でも、実はそんな大げさに構えなくても大丈夫なんですよ!
ひとつ前の記事にも少し例を上げましたが、改めてご紹介をしていきますね!
その1.ティッシュをたたんで垂らして吸入
まずはその優しい花の香りや、搾りたてのフルーツが目の前に置いてあるようなフレッシュな香り、目を閉じればまるでさわやかな晴れた日に森林浴をしているかのような木の香りを瞬時に楽しんでみましょう!
ボックスティッシュのサイズなら3つ~4つ折りに、ポケットティッシュなら2つ~3つ折りにして手に精油が浸透してくっつかないようにお好きな香りを2、3滴垂らしてみましょう。
※ハンカチでも良いのですが、色の付いた精油もあるので注意
目を閉じて鼻に近づけ、ゆっくり呼吸をしてみましょう!
日常のストレスで浅くなっていた呼吸が深い呼吸に変わることを実感できるはずです。
その2.お風呂で楽しむ
入浴剤大好きな方には朗報です!
自宅で簡単に入浴剤を作ることができますよ。
市販の入浴剤は強い香料が使用されているうえに、
肌の弱い自分などは避けている、化学的合成物質などが添加されているのがとても多いです。
自分で手作りできたら安心ですし、ハーブの薬効効果も期待できますね!
【用意するもの】
☆入浴剤のベースとなるもの
(基材、とも呼びます)
- あら塩(漬物を漬けたりするしっとりした塩)・・・大さじ2
- 牛乳・・・大さじ2
- ハチミツ…大さじ2
- 重曹大さじ2&クエン酸おおさじ1(おススメ♪)
- キャリアオイル(ホホバオイルやアーモンドオイルなど)・・・小さじ1/2
上の中からひとつ選んで空いている容器に入れ、そこに
- お好きな精油(最大5滴まで)
まずは少量から試して2滴くらいから始めてみましょう^^
「おススメ」とご紹介した重曹&クエン酸は、固めないタイプのバスボム(発泡タイプの入浴剤)になります。
重曹とクエン酸を適当に混ぜてその上から精油を垂らし、なじませてから浴槽へポイッ♪
すると、シュワ~ッと音を立てて炭酸水のように泡が立ちます。
重曹とクエン酸の効果でお肌もスベスベになるんですよ!
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※注意※
精油をそのまま浴槽に垂らさないこと
精油はその字のごとく、油の性質を持っています。
そのまま水やお湯などに入れますと分離して水面でテカテカ浮いて肌に付いて刺激になることがあります。
必ず上に挙げたような「基材」と呼ばれるベースになじませてからお風呂に入れましょう!
その3. オリジナルのマッサージオイルでボディケア
お風呂に入れる方法からの応用として、マッサージオイルを作ってみましょう!
作り方はとっても簡単です♪
キャリアオイル(植物油)に精油を混ぜる!
※希釈の割合は10mlに対して2滴
精油は自然界にいたときよりも、濃縮した濃い成分となって小瓶にパワーを集約させています。
ちょっとおかしな例えですが、市販のめんつゆで「濃縮○倍」とかって書いてありますよね!
そのようなイメージで、精油も私たちの体に使用するときには希釈して安全な濃度に希釈して使用するんです。
参考までに・・・
【肌タイプ別お勧めキャリアオイル】
乾燥肌…スイートアーモンドオイル、オリーブオイル、セサミオイル(冷えにも!)、アルガンオイル
敏感肌・・・ホホバオイル、アプリコットカーネルオイル、グレープシードオイル、ボリジオイル、ローズヒップオイル、月見草オイル
【目的別で選ぶ】
むくみ…サイプレス、ジュニパー、ローズマリー 、レモングラス
冷え…ジンジャー、マジョラム、ブラックペッパー
リラックス・眠り…ラベンダー、オレンジ、カモミール、ベルガモット
美肌…ローズ、ゼラニウム、フランキンセンス、イランイラン
※注意※
精油は光毒性といって、塗ったところを太陽に当ててしまうと反応して炎症を起こしてしまうことがあります。
柑橘系の精油は光毒性の恐れがあるので、お肌に付けたらなるべく12時間は太陽に当たらないよう注意しましょう。
※特にベルガモット、グレープフルーツ、ライム、レモン、アンジェリカなど
柑橘系でも光毒性のあるフロクマリンの成分を抜いた「フロクマリンフリー」「FCF(フロクマリンフリーの省略)」などと記載のある精油はお肌に使用しても問題はありません!
光毒性がある精油は、夜使う分には気にしなくていいので使うなら夜がおススメです♪
そして、高血圧の方やてんかんの方にはローズマリー、ユーカリ、ペパーミント、などと持病のある方や骨折などのお怪我のある方には避けて頂いた方がいい精油もあります。
不安な方はお医者さんに相談してから使用すると安心ですね。
そして、なかには ホルモンに影響を与える精油も存在致します。
妊婦さんには妊娠線予防におすすめの「ネロリ」や「マンダリン」以外の精油は避けていただいたほうが無難でしょう。
芳香浴で使用する分には、どの精油をお使いいただいても心地よく感じられる場合は問題ございません。
精油を取り入れると、病気や妊娠中などの不快な症状も軽減できたりするので上手に味方に付けたいところです!
ちなみに私はとても敏感肌で、体調を崩すとすぐ肌免疫も落ちてさらに過敏になってしまいます。
植物性のオイルは「天然のセラミド」とも呼ばれているように、肌のバリアとなってかさつきがちな肌に水分をとどめる役割も果たしてくれるんですよ!
お風呂上りの顔や体に、まずホホバオイルを塗ってから化粧水をつけたりボディローションを付けると水分の入り方、とどまり方が断然良くなりしっとり感も長続き致します。
是非お試しくださいね!
その4. スプレーにする
スプレーにしておけば、いつでもどこでも手軽で簡単にアロマを香らせることができます!
ルームスプレーはもちろん、お好きな香りでそれを香水がわりにしたり、虫が嫌がる精油(ローズマリー、ユーカリ、レモングラス、ゼラニウムなど)を入れると虫除けスプレーになったり…
今なら花粉スッキリアロマのスプレーもいいですね!
(前回の記事参照http://kahunsho-aroma)
【用意するもの】
- スプレーボトル
- 無水エタノール
- 精製水またはミネラルウォーター
- 精油
【作り方】
①空のスプレーボトルに無水エタノールを5~10ml入れる
②エタノールに精油を加える (エタノールに精油はよくなじむため)
③ボトルの肩ぐらいまで精製水を入れる
④スプレーヘッド部分をボトルにセットし、軽く振って全体に混ぜたら出来上がり!
その5. ディフューザーで楽しむ
やっぱり何だかんだと言っても、ディフューザーが1台あると便利です。
特に超音波式ディフューザーは、熱を加えず精油をお部屋に広げることができるので、香りが変質せずそのままの新鮮な香りを楽しむことができますよ!
お水を入れて精油を垂らすだけですからね^^
今は昔と違って1万円以内で良質なディフューザーが買えちゃいますよ。
おやすみ前にリラックスできるベルガモットやラベンダーなど垂らしてスイッチを入れておくだけで、目には見えなくても心地よい香りが広がることによってお部屋の雰囲気はガラッと変わります。
夏は虫除けのアロマを焚きつつ私たちはリフレッシュできますし、鼻づまりのつらいときなどは前回の記事にも載せたようなユーカリやローズマリー系を香らせて眠ると呼吸が楽になって眠りやすくなりますしね。
ライトやバーナーは、雰囲気はとっても素敵なのですが…!
ライトなど、温めて香らせるタイプですと、どうしても熱が加えられて最後は香りが変わっていってしまうことは避けられません。
そのままの純粋な香りを楽しみたいのであれば、熱を加えないタイプのディフューザーを選ぶことがおすすめです。
まとめ
以上アロマの楽しみ方として、簡単で基本的な楽しみ方を5つご紹介してみました。
時間にゆとりのない現代社会では、「優雅にアロマなんか楽しんでる時間なんかない」という方も多いかと思います。
しかし、だからこそ忙しい日常でも高いパフォーマンスで効率よく仕事をこなせるように、短時間で心や身体のケアができたら最高だと思いませんか?
人間は、1日に1度でもいいので良い香りをかいで「あ~、いい香り!」と感じるだけでストレスのたまり方が全然違うのだそうです。
まずはお気に入りの香りをひとつ見つけて、忙しい時には小瓶から直接かぐ、ティッシュで楽しむ、という使い方でアロマを身近にしてみるところから始めましょう!
そうしたら次のステップとして、今回ご紹介したような様々な使い方にも是非チャレンジしてみてくださいね!
そうしてアロマを使っていくと、自分にはもちろん、他人にも優しい自分に変わっていることに気付くことがあるかもしれません。
まだアロマを使用したことがないという方に、この記事を読んでオフィスや家庭でどんどんアロマを取り入れて、世の中が良い香りにあふれていったら素敵だなと思います!